今までのインターネットとクラウド技術の異なる点についてまとめています。

これまでのインターネットと何が違うの?

考えるスーツ姿の男性

第4次産業革命で欠かせない存在になっているのがクラウド技術ですが、インターネットが普及していた当初からクラウド技術は存在していました。
大容量のデータをクラウド保管する技術が広まったのは、2000年代以降のことですが、インターネットの普及した当初からプラウザやアプリ上で行うサービスは多数あります。

 

身近なものの事例を紹介すると、ヤフオクなどのインターネットオークションは、登録情報をネット上にアップして多くの人が閲覧したり入札ができます。

 

現在のような高グラフィックを使ったオンラインゲームが普及したのは最近ですが、昔からパソコンや携帯電話さえあればできるオンラインゲームは存在していました。

 

第4次産業革命は、インターネット技術が含まれる第3次産業革命の延長線上にあります。
線引きの基準になっているのは、IoTAI技術です。この2点が登場して第4次産業革命と称された2011年以降に登場したインターネットを活用した新しいサービスも第4次産業革命に分類されます。

 

 

IoT技術とは?

工具のイメージ写真

IoTは「IoT:Internet of Things」の略で和訳すると「モノのインターネット」です。
これまでネットなしで利用できていた物に対して、ネット技術を応用して便利にしたものがIoT技術です。
代表事例をご覧ください。

 

  • スマート家電でエアコンの遠隔操作を行う
  • 専用機械を使って、外出先からペットの様子を監視したり餌を与える
  • 工場のドアが開いていることを本部が監視する
  • 会社のタイムカードを電子化して、出退勤の履歴をオンライン上で常に確認できる
  • 災害現場で重機や無人ロボットを遠隔操作する

 

簡単にまとめると、インターネット技術を活用して、物の「遠隔操作」、「監視・管理」、「データの送受信」を行う3種類のIoTがあります。
IoT技術は昔からあった物もあり、従来はネットを使わなかった物の定義が曖昧です。

 

たとえば、警備会社は契約した施設に対して、センサーを多数設置して、管理会社の本部で遠隔監視を行い、異常があれば巡回警備員を急行させるサービスを古くから提供していました。
IoT技術の一種になりますが、警備会社の遠隔監視システムを導入するのは莫大な初期費用と管理料が必要です。

 

IoT技術は家庭でも広く普及したインターネットや、光やADSLなどの固定回線だけではなく無線通信が普及したことで、多岐にわたって安価に導入できることで生まれた言葉です。
第3次産業革命時代に一切なかったサービスではなく、昔は導入するのが難しかった物とインターネットの連動を身近なものに変えたのがIoTです。

 

 

人工知能が登場するまでの歴史

人工知能(AI)は、ディープラーニング(深層学習)マシンラーニング(機械学習)が発展して普及した歴史を持ちます。
ディープラーニングとマシンラーニングは、本来は人間が行う判断や改良作業を機械が自動的にデータから特徴を抽出してくれる技術で、人工知能の基礎になる部分です。
機械による判断の基礎的なものをマシンラーニング、一歩進んだものをディープラーニングと呼びます。

 

この技術はインターネットが広く普及する前から存在していました。
有名なのは、将棋、チェス、オセロ、囲碁などのコンピューターです。
パソコンが家庭に普及した80年代から90年代にかけて、コンピューター対戦を楽しめる多数のゲームがありました。

 

一般的なプログラミングは、あらかじめ人間が入力したプログラミングに基づいて動作しますが、将棋などのボードゲームは何億通りの指し手があります。
人間が考えて打った幅広い指し手に対して、コンピューターが次の一手を決めるのは立派な機械学習です。

 

技術の進歩によって優劣の分析や先の手を読めるように進化して、将棋やチェスはプロに機械が勝つ水準まで進化していきました。
AI技術は昔からありましたが、日常的かつ幅広いビジネスシーンで使える精度を確保したことで、第4次産業革命がおこりました。

 

クラウド技術の仕組み