クラウドサービスとは?現代の産業を支える技術に迫ります。

第4次産業革命を支える「クラウド技術」

クラウド技術のイメージ

クラウドサービスは既に普及し、日常生活に必要不可欠なものとして定着しています。
代表的なサービスの一例をご覧ください。

 

  • iCloudでスマホのデータをクラウド管理(バックアップ)する
  • 動画配信サービスを利用する (DVDのレンタルや購入からストリーミング再生へ変化)
  • オンラインゲーム (ハードとソフトを購入せず、ゲームデータをオンライン上で管理およびアップデートの実装)
  • カーシェアリング (ネット上で予約管理など)

 

これまでのサービスは、データを活用したサービスはデータの入ったソフトや記録媒体を用意する必要がありました。
クラウド技術は、莫大なデータをオンライン上で管理して、多くの人が活用できます。
第4次産業革命では欠かせない存在になっていて、業者を通じてビッグデータが利用できるようになったことで、第3次産業革命で普及したインターネットの初歩的なサービスから劇的な変化を遂げました。

 

 

産業革命とは?

産業のイメージ

2011年にIotサービスが登場して、2014年ころからフィンテックサービスが普及していたことを「第4次産業革命」と呼びます。
18世紀半ばに起こった産業革命から数えて4番目の大きな仕事や環境、生活の変化を表します。
これまでの産業革命の概要をまとめました。

 

 

第1次産業革命
時期:18世紀半ばから19世紀前半

 

蒸気機関(エンジンなど)の開発によって、人力や自然の力を活用するだけではなく、人工的かつ機械的に生み出した動力を活用できるようになりました。
鉄道蒸気船自動車が登場して、人間の移動や物を輸送するための労力と時間を大幅に短縮されます。
工業は機械を使ったオートマッチク化や機械による加工が可能になり、モノづくりが劇的に変わりました。
世界の歴史で見ると「近世」から「近代」に変わるキッカケになった出来事です。

 

 

第2次産業革命
時期:19世紀半ば(1865年)から1900年

 

第1次産業革命から連続したのもので、一般的には産業革命の第2段階とされております。
産業革命が起こったのはイギリスですが、第2次産業革命のころにはフランス・ドイツ・アメリカなどでも技術革新で工業が発達します。
さらに、化学・電気・石油など多岐に渡るエネルギーを使えるようになって、電力の普及で日用品の大量生産が可能になりました。
飲食料品や衣類なども工場で大量生産されるようになり、産業革命が消費者に直接影響を与えるように変化したのが第2次産業革命です。

 

 

第3次産業革命
時期:20世紀以降

 

第3次産業革命の起源は複数の見解がありますが、一般的にはコンピューターとインターネット技術によるものです。
計算や管理、工場での機械の稼働状況や操作をコンピューターで行うようになったことで、従来よりも効率が大幅に高まります。
インターネットをはじめ、通信インフラの普及も世界を大きく変えました。
第二次世界大戦中にはアメリカとイギリスがホットラインを使った電話での交信をしていた記録も残っています。

 

国民に無線通信サービスやインターネットが広く普及したのは1990年代に入ってからです。
最初はポケベルが大流行して、後に携帯電話へと発展を遂げました。
今ではインターネットもできるスマートフォンやガラケーを持つのが当たり前の時代になっています。
アナログの時代を知っている人は、インターネットや携帯電話でどれだけ生活が便利になったか実感しているはずです。
子供のころからインターネットが身近だった若い人は、ネットのない生活は考えられないでしょう。

 

 

 

第4次産業革命
時期:2010年以降

 

起源や定義は複数の見解がありますが、一般的にはIoT(モノのインターネット)やAI技術を活用した技術改革を指します。
ここでクラウド技術が直接出てくることはありませんが、IoTとAIはクラウド技術の進化で普及しました。

 

IoTで身近な物といえばスマート家電スマートスピーカーです。
インターネットやプログラミングを活用して操作をするのは、インターネット技術だけで実現できます。

 

しかし従来の通信方式の場合は、利用者の操作する端末とインターネットに接続した家電で直接交信をする必要がありました。
直接の通信連携させるのは簡単ですが、この場合、送信機と受信機の双方でプログラミングされたデータを備え付ける必要がありました。
結果的に、リモコン操作など最低限の操作ではなく、遠隔操作をしようとすれば重量、大きさ、コスト、故障リスクなどあらゆる面で弊害が発生して普及しませんでした。

 

IoT技術では、ネットさえあればクラウド上のプログラミングや管理システムにアクセスして多彩な操作が可能になります。

 

AI技術を活用したスマートスピーカーならもっと分かりやすいです。高精度のAIによる応答サービスを全て端末データで対応しようとすれば、最低でも数十万円以上のハイスペックコンピューターが必要です。
AIのビッグデータはクラウド上で管理をしていて、インターネットに接続した時だけ使用できることで、軽量・コンパクト・安価なスマートスピーカーを可能にしました。

 

 

クラウド技術によって生まれたフィンテックサービス

フィンテックのイメージ

フィンテックは「ファイナンス」「テクノロジー」を組み合わせた造語です。
フィンテックも複数の定義がありますが、「既存の金融サービスを破壊すること」「新しい革新的なサービス」という意味が含まれています。
極端な話をすると、大手金融機関が新しいサービスを行った場合はフィンテックに分類されないケースがあり、ベンチャー企業や金融とは無縁だった業種の会社が既存金融機関のシェアを奪う革新的なサービスをするとフィンテックに分類される事例があります。

 

代表的なサービスの一例を紹介すると仮想通貨PayPayLINEPayなどの送金サービスおよびキャッシュレス決済などがあります。
これまで決済は現金かクレジットカードを使い、送金は銀行振込が一般的でした。

 

ATMでの振込イメージ

振込の場合、ATMからお金をおろす手間だったり、出金・振込に手数料が掛かってしまったりと「手間と費用」がネックでした。

 

また、クレジットカードは、18歳未満は原則発行できない点やオンライン決済でカード情報をいちいち入力しなければならない煩雑さ等がネックでした。

 

フィンテックでは、既存の金融サービスの問題点を改善する新しいサービスを提供しています。

 

フィンテックによって、それまで金融業界で実績がなかった新参業者が良いサービスを提供できるのは、クラウド技術によって従来は必須だった金融機関の持つノウハウやビッグデータを簡単に利用できるようになったからです。

 

仮想通貨の場合はビットコインが有名で現在は数千種類以上の仮想通貨が存在します。
ビットコインはブロックチェーンを使う新しい発想の中で生まれましたが、それ以降に出てきた仮想通貨の大半はビットコインをはじめ既存の仮想通貨の仕組みを応用しています。
一部では、プログラミング知識の少ない人で手軽に自分だけの仮想通貨を発行できるシステムと登場しています。
簡単にまとめると、これまで特許や社外秘密によって手に入れられなかったノウハウ情報クラウド技術を使って手軽に利用できるようになりました。

 

これはフィンテックに関連した金融系サービスに限定したことではありません。
プログラミングやシステム開発のノウハウがあれば、自己資金がなくても起業して、ニーズのあるサービスを提供すれば誰でも成功できるチャンスがあります。
LINEスタンプを作って副収入を得る人もいれば、スーパーのレジ打ちをしながら夢を追いかけていた青年が日本一のユーチューバーになって年収数億円以上を稼ぐ時代です。

 

第4次産業革命はクラウド技術によって、異業種からの参入が容易になり、過去の実績や事業規模がない環境でもアイデアや技術力さえあれば成功する時代に変わっていきました。
当サイトではクラウドソーシングに代表される働き方革命やソーシャルレンディングのような投資ジャンルまで第4次産業革命で生まれた最新ビジネスを幅広く紹介しています。